試験日 前日の学習法

日商簿記の試験は毎回必ず日曜日に行われますので、「試験日前日=土曜日」となります。
サービス業の方以外は休日だと思われますので、「ラストスパート宣言」で周囲の理解を得ていれば、丸一日を試験の準備にあてることができるでしょう。

そこで今回は、試験日前日の有効な学習法について考えてみます。

試験日前日には、前回の「試験日 1週間前の学習法」から引き続き、最後の模擬試験を行うとともに、学習の総仕上げとしてぜひやっておいていただきたいことがあります。

それは「○×仕分け」です。

これまで行った模擬試験の結果をまとめ、○(正解率の高い問題)と×(正解率の低い問題)に分ける作業です。
そして、×(正解率の低い問題)の類似問題を問題集からピックアップし、何問か解いてみてください。

これは、スポーツで試合の前日に最終調整を行うのと同じく、自分の弱い部分を確認し、念入りに補強する作業です。
本番ですべての実力を発揮するためにきわめて有効な方法ですので、ぜひ行ってみてください。

なお仕分けのさい、あまりにも×が多いと要注意です。本番前に自信喪失してしまいますし、不安で夜寝付けない恐れもあります。そうならないためには、やはり日ごろの学習が重要なのは言うまでもありません。

しかし、最終調整は大事ですが、頑張りすぎて試験前に疲労をためてしまってはいけません。あくまで調整程度にとどめ、心身ともに最高のコンディションで試験本番に臨めるようにしておきましょう。

学習期間が1か月以下の「ウサギさん型」の中には、試験前夜の一夜漬けで合格を狙いたい方もいるかと思いますが、体調管理の面からいえば、やはりおすすめできません。

試験前日の時間の使い方としては、前述した苦手問題の練習を午前中に行い、午後はテキストのおさらいで頭の中を整理するくらいにとどめましょう。
そして、栄養バランスの良い夕食をとり、ゆっくりとお風呂に入って、早めに就寝するようにしましょう。