試験日 1週間前の学習法

今回は、「試験当日まで残り1週間」の学習法について考えてみます。

受験者にとってはラストスパートの1週間になるわけですが、もちろん日常生活から離れるわけにはいかないので、仕事や家事、育児もこなさなくてはなりません。

そこで、ラストスパートの前にやっておいていただきたいことがあります。
それは、周囲に「ラストスパート宣言」をし、あらかじめ理解を得ておくことです。

宣言する相手やお願いしたい事柄は人によってさまざまだと思いますが、ここでは会社員・学生・主婦に大別したご提案をさせていただきます。

【会社員の方】
職場の同僚と気心が知れた間柄ならば、残業を肩代わりしてもらうなど協力をお願いしましょう。上司が理解のある人ならば、「簿記3級をとって仕事の幅を広げたいと思います」などとアピールして印象を良くしておくとともに、仕事の段取りに配慮してもらうとよいでしょう。

【学生の方】
バイト先の店長や同僚に宣言し、シフト設定に配慮してもらいましょう。またサークル仲間や友人、恋人に告げて、飲み会やデートのお誘いを控えてもらうとともに、熱烈に応援してもらえれば勇気100倍でしょう。

【主婦の方】
家族に宣言して、家事や育児を分担してもらいましょう。子供の泣き声に罪悪感にかられても家族に任せて、辛抱して机に向きあいましょう。

このように「ラストスパート宣言」をして周囲の理解を得ることは、自分を追い込むという効果もあります。ダイエット宣言と同じですね。

こうして準備が整ったところで、いよいよラストスパートに取りかかります。

やるべきことはただ一つ、1週間ひたすら「模擬試験」に明け暮れるのです。

3か月ほどじっくり学習を積んできた「カメさん型」も、1か月以下の学習期間しかとれなかった「ウサギさん型」も、最後の1週間は同じように模擬試験に明け暮れてください。
もちろん、試験本番と同じ制限時間を厳守することも忘れないでください。
ここで70点以上をとっておくことが、合格への必須条件です。

模擬試験を終えたら、その都度必ず間違えたところの復習を行ってください。復習しないままにしておくと、試験本番で同じ問題が出た場合、完全にアウトなのは言うまでもありません。

間違えた問題に向き合うのは辛いものですが、「模擬試験でよかった」とプラス思考で受け止め、完全に理解できるまで復習しておきましょう。