1日の学習時間はどれくらい必要?
1日の学習時間を設定することは、全体の学習スケジュールを立てるための基本になります。しかし毎日の生活パターンが違えば、確保できる学習時間も違ってきます。
そこで今回は、会社員・学生・主婦の3つの生活パターンに分け、それぞれが確保できる学習時間について考察してみます。
(なお、仕事をお持ちの主婦の方は「会社員」のところをご覧ください)
①会社員
〈目標学習時間〉
・平日……1~2時間
・休日……6時間以上
会社員の場合、平日は出勤~帰宅まで、ほとんど勉強する時間のない方が大多数でしょう。できるとしても、せいぜい電車・バスの中やお昼の休憩時間など、数分~30分程度だと思います。
ですので、平日の学習時間は帰宅後、夕食や入浴をすませてベッドに入るまでの1~2時間とします。心身ともに疲れた状態で大変ですが、眠気に負けずに頑張って机に向かいましょう。
休日は、平日の疲れを癒やすため「寝だめ」したいのを我慢して、6時間以上の学習をめざしましょう。とくに集中力・持久力を必要とする第3問や第5問は、休日に繰り返し練習しておきましょう。
②学生
〈目標学習時間〉
・平日……2~3時間
・休日……6時間以上
学生は自由時間が多いから検定試験には有利かといえば、個々人の状況によって一概には言えません。
検定試験を受けるからといって、本業である学校の試験を免除されるわけではないので、そちらの勉強もしなくてはなりません。また、生活費や学費を稼ぐためにアルバイトをしている人は、朝から深夜まで息つく暇もないほどのハードスケジュールで、会社員と同じくらいの学習時間を確保するのがやっと、ということになるかもしれません。
学校生活との兼ね合いや、バイトの有無などでかなり個人差はあると思いますが、やはり会社員と同じように平日は就寝前にコツコツと学習し、その分休日に本腰を入れて学習するのが王道といえましょう。
なお、試験が終わるまではデートや遊びに行けないことを恋人や友人に説明し、つきあいが悪くなったと思われないようにしておくとよいでしょう。
③主婦
①②の方々と違って、休日に集中して学習できないのが主婦の方々です。「夫や子供がいる休日がいちばん忙しいのよ!」という方も多いことでしょう。
そのため、毎日の生活のなかでいかに学習時間を捻出するかがもっとも大事なポイントになってきます。
子供のいる方は子供の年齢によって確保できる学習時間も大きく変わってきますので、子供の年代別に学習時間のつくり方をご提案します。
(なお、きょうだいがいる場合は一番下のお子さんの年代をご覧ください)
(1)新生児~入園まで
〈目標学習時間〉
・1~2時間
子供の世話にもっとも手のかかる時期なので、よほどの意志がないと学習時間の確保は難しいと思いますが、以下のような方法で、毎日ちょっとずつでも学習時間をつくっていきましょう。
・ブックスタンドにテキストを立てかけて、授乳中や食事作りの合間に目を通す
→勘定科目などの基礎知識は、ぼんやり眺めているだけでもけっこう頭に入ってきます
・子供の寝ている間に、1問でも2問でも練習問題をやってみる
→いつ子供が起きるか…という緊張感が集中力を高めてくれます。疲れない程度に頑張ってください
(2)保育園・幼稚園
〈目標学習時間〉
・3~4時間
朝、子供を送り出した後、早々に家事をすませて学習に取りかかり、集中力の続く限り頑張りましょう。
昼食後は、帰宅した子供の相手をするためと夜の勉強に備えて、軽く昼寝をしておくとよいでしょう。夜、子供が寝た後も2~3時間くらい学習できれば理想的です。
(3)小学校~
〈目標学習時間〉
・4~5時間
子育てもかなり楽になり、個人差はありますが、全てのタイプのなかでもっとも学習時間を確保しやすい方々かもしれません。
しかし、人によっては仕事や勉強から離れて長いため、テキストを読んだり電卓を叩いたりといったことに慣れるまで時間がかかると思われます。毎日5~6時間の学習時間を確保し、できるだけそれを継続するように心がけてください。
