精算表の記入方法(1)

このページでは、精算表の記入方法について学習していきたいと思います。


これまでは、精算表の概要やその目的などを学習してきましたが、これらは精算表の外枠の部分なので、どうもわかったような、 わからないようなといったスッキリしない感じの方もいらっしゃったと思います。

ここからは、精算表の記入方法という中身の部分について学習していきますので、 漠然としていたものが具体的に理解できてくると思います。

ですから、ある程度まで学習が進んだらもう1度、前のページに戻って復習することも忘れないでくださいね。


<精算表の項目>
それでは、精算表の記入方法を学習していきたいと思いますが、その前に精算表の項目について簡単に、ご説明したいと思います。

① 勘定科目欄
 ・期中の取引や決算整理仕訳で使用された勘定科目を記入します。
 (例)現金、売掛金、買掛金、給料、売上など)
 ※簿記3級試験では、この項目はすでに入力されている状態になっています。

② 試算表欄
 ・残高試算表の金額を記入します。
 ※簿記3級試験では、この項目はすでに入力されている状態になっています。

③ 修正記入欄
 ・決算整理仕訳の金額を記入する。
 ※簿記3級試験では、決算整理仕訳に関する問題が出題され、その勘定科目を
 勘定科目欄に追加し、金額を修正記入欄に追加します。

④ 損益計算書欄
 ・試算表欄に記入された金額と修正記入欄に記入された金額を加減して、残高を
 損益計算書の借方・貸方のいずれかに記入します。
  (詳細については後ほど学習いたします。)

⑤ 貸借対照表欄
・試算表欄に記入された金額と修正記入欄に記入された金額を加減して、残高を
 貸借対照表の借方・貸方のいずれかに記入します。
  (詳細については後ほど学習いたします。)


<精算表の記入方法>
それでは、精算表の記入方法について学習したいと思います。1度に説明しますと混乱してしまいますので、少しづつ説明していきますね。


精算表は期中の取引の内容と決算整理事項の内容で構成されています。この2つの内容を合わせることで初めて会計期間の企業の 「経営成績」と 「財政状態」がわかるんですよね。

したがって、まず最初の手順としては、


① 期中の取引内容を把握するために残高試算表に記入されている勘定科目と金額を、精算表の勘定科目欄と試算表欄に記入します。
これに関しましては、先ほども補足しましたが、簿記3級試験では既に記入されている状態なので、特に気にしなくてもかまいません。


簿記3級試験では、答案用紙に次のような形式の精算表が記載されています。
(実際の試験では、もっと勘定科目の数が多くなります。)


勘定科目欄と試算表欄が既に記入されていますよね。簿記3級試験では、残りの「修正記入」、「損益計算書」、「貸借対照表」を記入していくかたちになります。


勘定科目を見ていただくとわかるのですが、「有価証券( )」、「( )家賃」というふうに、勘定科目に「( )」が追加されていますよね。 ここも、皆さんが記入するようになっています。


勘定科目欄の一番下は、当期純( )になっていますよね。ここには、「利益」か「損失」のどちらかが入るようになっているのですが、 あることに気づきましたか?


そうです、ここを記入するには、この精算表を完成させなければならないんですよね。


ただし、ここだけの話ですが、簿記3級の過去問題(第92回~第112回)を調べてみると、「当期純( )」の解答は、全て「利益」 になっていますので、どうしても時間がなくて、精算表を完成させることができないという時は、「利益」 と記入すれば正解になる確立は高くなるかもしれませんね。
(あくまでも参考ですので、「利益」じゃなかったという苦情はやめてくださいね(^_^;))

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2006年03月02日 14:29

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