費用・収益の見越しと繰延べ(4)
このページで、「費用・収益の見越しと繰延べ」は最後になります。あと少しですのでがんばりましょう!!
それでは、最後のトピックとなります、費用・収益の見越しを学習していきましょう。
< 費用の見越し >
費用の見越しは、当期の費用なのにまだ支払っていない場合、その未払い分を「未払費用」という負債の勘定に振替えて当期の費用とすることです。
それでは、具体的な取引内容を見ていきましょう。
当期は、xx年1/1~12/31までの1年間とし、当期の7/1にA商店から土地を賃借することになり(期間1年、
月額500円)、地代は契約期間終了時に全額支払うことにした。
この取引を図にしてみます。

月額の地代は500円なので、1年間の地代は、
500 × 12 = 6,000円
6,000円ですよね。地代は、契約終了時に全額支払うという契約になっているので、当期の地代(7/1~12/31の地代)は、
次期に支払うことになるので当期は未払いになってしまいます。
なので、当期分の地代3,000円を未払費用に振替えます。
| 借 方 | 貸 方 | ||||
| (支払地代) | 3,000 | (未払費用) | 3,000 | ||
※未払費用は、テキストによって未払地代、 未払家賃といった勘定を使用していますがどちらでも問題ありません。
< 収益の見越し >
収益の見越は、当期の収益が発生しているのに、まだ受取っていない収益がある場合、その分を「未収収益」という資産の勘定に振替えて当期の収益とすることです。
それでは、実際の取引内容を見ていきましょう。
当期は、xx年1/1~12/31までの1年間とし、当期の8/1にA商店と土地の賃借契約(期間1年、36,000円)、
を結び、地代は契約期間終了時に全額受取ることにした。

次期の7/31に手数料1年分36,000円を受け取っているということは、1ヶ月の地代は3,000円ですよね。
36,000 ÷ 12 = 3,000円
この取引では、次期の7/31に地代を全額受取る契約になっているので、当期分の収益を当期中に受取ることができません。よって、
当期分の収益を計算し、その金額を未収収益に振り替える必要がでてきます。
| 借 方 | 貸 方 | ||||
| (未収収益) | 15,000 | (受取地代) | 15,000 | ||
※未収収益は、テキストによって未収地代、 未収利息といった勘定を使用していますがどちらでも問題ありません。
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2005年12月20日 07:28
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