有形固定資産

ここでは、有形固定資産(ゆうけいこていしさん) の学習をしますが、その前に、固定資産の説明をしたいと思います。

簿記特有の難しい言葉が出てきましたが、あまり回りくどく説明すると余計ややこしいくなってしまうので具体的に説明します。

固定資産とは、企業が営業目的を達成するために、長期的(通常は1年を超えた期間)に所有し、 売却を予定していない資産のことをいいます。つまり、すぐに売ったり買ったりしないで、長く使い続ける(販売を目的としない) 資産のことです。

これまで勉強した中でも、資産は出てきましたよね。現金や売掛金・商品などです。
資産にも色々種類があって、現金・売掛金・商品などは流動資産(りゅうどうしさん)といいます。

流動資産というのは、1年以内に現金化される資産をいいます。つまり、すぐに売ったり買ったりして現金に換えてしまう資産のことです。
自分から取引先へ、または、取引先から自分へと資産が流れていきますよね。だから流動資産と覚えると覚えやすいかもしれません。

※厳密にいうともっと細かい説明になるのですが、流動資産は、日商簿記3級の試験範囲ではないので、 これくらいの説明にとどめておきます。

資産には色々種類があるといいましたが、冒頭で出てきた有形固定資産もその一つです。

有形固定資産とは、固定資産の一種で、固定資産の中で具体的な形態を持つものをいいます。 ちょっと難しい言い方になってしまいましたが、つまり、企業が利益を上げるためにすぐに売ったり、買ったりしない資産の内、 形のある物のことをいいます。具体的には、土地建物備品、車両運搬具などのことです。


固定資産は、有形固定資産の他に無形固定資産(むけいこていしさん) という物もあります。無形固定資産とは、その名の通り、形のない資産です、 長期間にわたって経営に利用されるもので、具体的には、法的権利を示す特許権商標権などを指します。


< 有形固定資産の購入 >

有形固定資産を購入したときは、購入手数料または売買手数料などの付随費用がかかります。 これらの費用を購入価格に含めたものを取得原価といいます。

取得原価は、次の計算式で表されます。

取得原価 = 購入代価 + 手数料など

それでは、有形固定資産を購入したときの取引と仕訳を見てみましょう。

建物2,000,000円を購入し、仲介手数料100,000円と登記費用30,000円をあわせて現金で支払った。

まずは、取得原価を求めます。

取得原価   2,000,000  100,000  +   300,000  =   2,130,000
購入代価 付 属 費 用


借   方 貸   方
(建 物) 2,130,000 (現 金) 2,130,000

 

有形固定資産を購入したときは、その有形固定資産の名称の勘定で処理をします。今回は、建物でしたが、そのほかには、「備品」 「車両運搬具」「土地」などで処理します。

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2005年10月04日 05:44

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