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分記法
分記法とは、商品の売買を商品勘定という資産の勘定と商品販売益勘定という収益の勘定を使って記入する方法です。
商品販売益とは儲けのことです。
分記法では、商品を売り上げた際の仕訳は、
商品の金額(売上原価)と商品販売益(儲け)に分けて記入します。
まずは、商品を仕入れた時の仕訳を見ていきましょう。
商品を仕入れた時は、仕入原価を商品勘定(資産の勘定)の借方に記入します。
ちょっとわかりづらいので具体例を見てみましょう。
A商店から、1個30円(@30円)の商品を5個(150円)仕入れ、代金を現金で支
払った。
仕訳をするまでの手順を見ていきます。
①まずは、商品の仕入原価を求めます。
1個30円の商品 を5個 仕入れたわけですから、
30 × 5 = 150円
仕入れ原価は150円という事がわかりました。
②次に仕訳をします。
現金を支払ったということは、現金という資産が減少したことになります。
資産が減少した場合は、貸方、借方どちらに記述するんでしたっけ?
そうです、貸方に記述するんでしたよね。
忘れてしまった方は、仕訳のページをもう1度確認して思い出してください。
商品を仕入れたということは、商品という資産が増えることになります。
それでは、仕訳をしてみましょう。
商品という資産が増加し、現金という資産が減少したので
| 借 方 | 貸 方 | ||
| (商 品) | 150 | (現 金) | 150 |
となります。
今度は、販売時の仕訳について見ていきたいと思います。
販売時は、販売する商品の元の値段(原価)である売上原価を商品勘定(資産の勘定)の貸方に記入し、儲け(売価 - 売上原価)
を商品販売益(収益の勘定)の貸方に記入します。
そして、売上原価と商品販売益を足した金額を現金勘定の借方に記入します。
次の取引を見てみましょう。
当店は、B商店に単価30円(5個 @30円)で仕入れた商品を
単価100円(5個 @100円)で販売し、代金は現金で受け取った。
この取引では、まず儲けを計算する必要があります。
儲けは、売価から売上原価を差し引いた値段ですので、次のような計算式になります。
500(100 × 5) - 150(30 × 5) = 350
売価 売上原価 儲け
となります。
儲けを得るということは、つまり収益が発生したことになります。収益が発生したときは、貸方に記述します。
また、商品を販売したので、商品(資産)が減少し現金(資産)が増加します。
ところで現金は、いくら増加したでしょうか?
商品を@100円で5個販売したので500円増加しました。
最初の分記法の説明で、
「商品を売り上げた際に仕訳は、商品の金額(売上原価)と商品販売益(儲け)を分けて記入します。」
と説明しましたよね。
これを踏まえて仕訳をしてみましょう。
| 借 方 | 貸 方 | ||||
| (現 金) | 500 | (商 品) | 150 | ・・・ 売上原価 | |
| (商品販売益) | 350 | ・・・ 儲 け | |||
となります。
分記法の説明は以上になります。
少し複雑でしたが、理解できましたか?いまいち理解できなかったという方は、何度か読み返して頂けると理解が深まってきますよ。
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2005年09月04日 08:07
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