5伝票制(売上伝票)

これまでは、3伝票制について学習してきましたが、ここからは、5伝票制について学習します。

5伝票制とは、3伝票制で使用していた「入金伝票」「出金伝票」「振替伝票」の3種類の伝票に「売上伝票」と「仕入伝票」を加えた5種類の伝票を用いる方法です。


3伝票制
: 入金伝票 ( 入金取引 )
        出金伝票 ( 出金取引 )
        振替伝票 ( それ以外の取引 )

5伝票制 : 入金伝票 ( 入金取引 )
        出金伝票 ( 出金取引 )
        売上伝票 ( 売上取引 )  
        仕入伝票 ( 仕入取引 )
       
振替伝票 ( それ以外の取引 )


3伝票制では、入金・出金以外の取引は、全て振替伝票を用いていまいしたが、5伝票制では、売上取引を「売上伝票」に入金取引を「入金伝票」 に起票します。それ以外の取引に関しては、3伝票制と同様に、振替伝票に起票します。

それでは、早速、売上伝票と仕入伝票の起票の方法について見てみましょう。


売上伝票の起票
売上伝票とは、売上取引があった場合に起票する伝票のことです。売上取引とは、商品の売上げに関する取引です。一つ注意点として、 売上伝票に起票する時は、売上取引ならば、いったん掛け売上げとして処理します。

それでは、具体的な取引と売上伝票への起票を見てみましょう。


7月7日 丹波商店は、得意先である常陸商店に商品5,000円を売上げ、代金のうち、3,000円を現金で受け取り、 残りは掛けとした。

通常ならば、
 

借   方 貸   方
(現 金) 3,000 (売 上) 5,000
(売掛金) 2,000


 

となりますが、売上げ伝票の仕訳の場合は、

 

借   方   貸   方
(売掛金) 5,000   (売 上) 5,000

 

となります。

売上伝票の起票は下記のようになります。


しかし、実際は、現金3,000円を受け取っているので、売掛金から現金を受け取ったことにします。

この考え方は、一部現金取引でも学習しましたから、問題ないですよね。

ちなみに仕訳は次のようになります。
 

借   方   貸   方
(現 金) 3,000   (売掛金) 3,000

  

となります。

そして、入金伝票に起票するという流れです。


売上伝票については、以上になります。

次のページでは、5伝票制の最後にあたる入金伝票について学習します。

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2006年07月07日 05:49

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