伝票とは?

これまでの学習では、何か取引があった場合、仕訳帳に仕訳を行ってきました。

しかし、実務では、仕訳帳を使用する代わりに、伝票(でんぴょう) という紙片に記入します。このように取引を伝票に記入することを起票(きひょう)といいます。


これまでの取引


伝票を用いた取引





伝票に起票する方法には、3種類の伝票を使用する3伝票制と5種類の伝票を使用する5伝票制があります。

それ以外にも、いくつか起票方法があるのですが、簿記3級の試験では、3伝票制と5伝票制について出題されます。


伝票に関する問題は、簿記検定試験の第4問でよく出題されますので、しっかりと理解しましょう。

それでは、まず、3伝票制から学習していきましょう。


< 3伝票制 >

3伝票制とは、すべての取引を入金取引、出金取引、それ以外の取引の3つに分け、それぞれ、入金取引には入金伝票を、 出金取引には出金伝票を、それ以外の取引には振替伝票の3つの伝票を用いる方法です。

それでは、入金伝票、出金伝票、振替伝票、それぞれの伝票の起票方法を見ていきましょう。

入金伝票の起票
入金伝票は、 入金取引の際に使用しますが、入金取引というのは、現金の入金に関する取引のことで、借方の勘定科目が現金になる取引のことです。

(例)

借   方   貸   方
(現 金) 5,000   (売 上) 5,000

         や

借   方   貸   方
(現 金) 2,500   (給 料)

2,500

         など

入金伝票の起票方法ですが、入金伝票の場合、借方は現金と決まっていますので、貸方科目だけを伝票に記入すればよいことになります。



それでは、具体的な取引を入金伝票に起票してみましょう。

7月4日 越後商店より売掛金2,000円を現金で受け取った。


 仕訳は次のようになります。

借   方   貸   方
(現 金) 2,000   (売掛金) 2,000

 



入金伝票ですので、科目欄には、取引の貸方科目である売掛金を記入します。現金の勘定科目は記入しませんので注意してください。

入金伝票については、理解できましたでしょうか?それほど、複雑なことはしていないので、よく理解できなかった方は、 何度か読み返してみてください。

次のページでは、出金伝票と振替伝票について学習します。

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2006年07月01日 22:36

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